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インタビュー 一日の動き・吉井さん


インタビュー 一日の動き・吉井さん

進和建設工業の仕事の出発点は、お客様の人生設計に深く関わることである
 専門学校で技術を学び、進和建設工業へ入社した吉井。学生時代に現場のアルバイトも経験して、卒業後は絶対に現場監督として働きたいという強い意志があった吉井にとって、進和建設工業は理想的な就職先だった。
 ところが、入社直後。吉井は大きなショックを受けることになる。 「吉井君には、まずは新規獲得の営業を担当してもらう」。なんと、配属されたのは営業部。吉井の脳裏には、なぜ、という思いばかりがグルグルと巡った。どうしても納得できず、勇気を出して社長に訴えた。「僕は現場に出てたい。せっかく学んだ技術を生かしたい、そのために進和建設に入ったんです!」。すると、社長の答えはこうだった。「じゃあ、半年のうちに1棟受注できたら現場に転属してもいい」。

 吉井は社長のその言葉を頼みの綱に、がむしゃらに営業として半年間駆け回った。そして、ようやく1件の仮契約を取り付けた。内容は一戸建てからの住み替えで、お年を召されたご両親の近くに住み替えたいとおっしゃる50代のお客様だった。吉井は、まず建設地となる土地を探すところからお手伝いすることとなった。
 ところがこの時にも事件が起こった。順調に、お客様のご要望通りの土地を手配できる予定だったのに、別の建設業者にその土地を先に押さえられてしまったのだ。「お客様に約束した土地が、確保できない」。吉井の目の前は、真っ暗になった。
 「結局、別の建設業者が土地をキャンセルしたせいで事態は丸く収まりました。でも、それまでの数日間の辛さといったら、言葉になりませんでしたね。ご両親の側で暮らしたいというお客様の思いが痛いほど分かっていたから」。この時吉井は、いかに自分がお客様の人生に深く関わり、責任重大な仕事を任されているのか、改めて思い知ったのだという。

 その後、吉井は社長との約束通りに、念願だった現場の仕事へと配属された。だが、もしもあの時、営業の仕事を経験せずにいたらどうだっただろう?現場監督は建物を建てればいい、図面通りに収めればいい――以前の吉井であれば、そう考えていたに違いない。建物を建てるお客様の気持ちにまで、とても考えは及ばなかっただろう。「あの頃は本当に辛かったけど、今の私にとっては、当時の経験はかけがえのない大切な財産ですね」。

 現在の吉井も、この初心を決して忘れていない。2006年の春からは、再び現場を離れて本社へ移り、資産運用アドバイザーとしてお客様の事業プランニングをサポートすることとなった。それと同時に、4人の新入社員を部下に抱えて新規事業の立ち上げにも携わることにもなった。「今後は、彼ら新入社員たちの学びや体験をサポートしながら、私自身も一緒に成長していきたいと思っています」。
 
一日の動き


 

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